14日間の隔離生活で気になることのひとつ「食事」。
今日はリアルなお弁当事情をお届け。
更に、隔離飯を使ったプチアレンジやおすすめの生き延び方?もご紹介します。
Contents
支給の概要
宿泊ホテル
私が宿泊していたのは「Orchard Hotel」。
箱はしっかりしているホテルですが、外資のインターナショナルブランド4-5星ホテルとは比べ物にならないです、正直。(残念・・・)
まあ、ホテルは運次第。支給される隔離飯もホテルによって異なるため、ご参考までに閲覧いただければと思います。
メニュー
朝昼晩の支給あり。
メニューはチェックイン時に渡されるガイドラインの中に含まれており、2週間分固定。
Orchard Hotel のメニューは1択(なぜか朝食だけIndian Breakfast が選択出来た様子)でしたが、ホテルによってはベジタリアンなどもっと個々人の食に合わせた選択を用意しているところもある様子。
メニューを事前に把握することが出来たので「次のランチは食べられるものがない」と思えば早めにデリバリーを注文するなど、策を講じることが出来ました。
時間
モーニング:7:00-8:00/ランチ:11:30-13:00/ディナー:18:30-20:00
と決まった時間内に部屋の前に運ばれてきます。
人との接触禁止のため部屋前に小さな机が置かれていて、そこに従業員が置いてくれます。
合図で部屋のベルが鳴ります。
ただ、正直時間は当てになりません。笑
モーニング:9:00/ランチ:14:00/ディナー17:30
という全くの時間外に運ばれてきたこともありました。テキトーです。笑
BREAKFAST
朝から衝撃の組み合わせ多数。
油でギトギトの焼きうどん×揚げ餃子、パン×チャーハン、など。朝食ですよ(苦笑)
毎朝フルーツが付いてきますが、ほとんどバナナ、3回リンゴ、くらいの頻度でした。
1度だけテンション上がったのはパンケーキとジャムの日。(画像:左上)
以前フレンチトーストが見た目に反して不味く撃沈。(画像:右下)
よって全く期待していなかったのですが、ジャムがまさかの「リンゴンベリー」でした。
フルーツは殆どバナナしか提供しない芸のなさなのに、まさかマイナーなジャムが出てくるとは思わないじゃないですか。笑
北欧で頻繁に出てくるジャムでIKEAにも売っていますが、学生時代1年間スウェーデンに住んでいた頃を思い出す懐かしい味で、なんだかほっこりしました。パンケーキ自体は普通以下です、一緒に入っていたビーフンの香りが移ってしまっていて残念・・・
LUNCH
チキンの割合が圧倒的に多め。
1度シンガポールならではのチキンライス(画像:右上)が出てきましたが、”珍しく” 美味しかったです。笑
宗教別に食事のメニューを作っておらず出来るだけ多くの人に受け入れられるようにしたのだと思いますが、たまにはポークやビーフも食べたくなりました。
デザートもついてきますが、殆どスポンジケーキ。
左下の青緑のケーキはココナッツケーキだそうで、見た目が毒々しすぎて手を付けられませんでした。
DINNER
魚のフライが多め。ソースだけチリ、レモン、中華風など微妙に変化。
毎日揚げ物は正直きついので、上手に野菜のデリバリーやサプリメントを使って調整したいところです。
ご飯は残念ながらピラフ・チャーハン系が多く、どうせなら無味にしてくれたら日本から持ってきたふりかけや海苔で食べられるのに・・・と思いました。
生き延びるためのアイデア
スムージー
ほぼ毎朝バナナが届くのですが、毎日バナナを食べる習慣のなかった私。これは絶対に腐らして捨てるやつや・・・と確信し、モーニングにバナナスムージーを作ることにしました。
油ギトギトな朝食はあまりにしんどいので、かなり救われました。
▼用意したもの
- バナナ1本
- ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、くるみなど、計20粒程度)
- 好きなミルク
- はちみつ
基本はこれだけ。
野菜やフルーツを出来るだけ効率的に摂取したいと思っていたので、Vitatonioのハンドブレンダーを持ってきていましたが、これが役立ちました。チョッパーは持参せず、スムージー用のブレードと本体だけ持参したので意外とコンパクト。ちなみにこの商品はシンガポールで使うには変圧器必要なのでご注意。
バナナ以外の材料は、夫にお願いしてホテルに差し入れてもらいました♪
▼作り方
- 前日にナッツ類を水に浸水しておき、翌朝皮をするりと剥く(簡単)
- 皮を剥いたナッツ類、バナナ1本、好きなミルク、はちみつを滑らかになるまでブレンドする
- たまに、持って来たチアシードを最後の仕上げに加えることも
サラダデリバリー
ここまでご覧いただいて分かる通り、どう考えても野菜不足になります。
サラダデリバリーをオーダーすると結構なボリュームのため、ご家族でシェア、またはおひとりなら2-3食分に分けて食べられます。
食事に+するだけで心も体も潤うので活用をおすすめします。
▼ 過去記事ご参考
また、出来上がったサラダだけではなく、 Redmart や Pandamart などで、生鮮食品としての葉物野菜や果物をオーダーすることも可能です。簡単な果物ナイフやまな板を使ってプチ調理をするのもアイデアのひとつです。
フリーズドライ
食べられるものが全くない時はフードデリバリーに頼ったものの、毎食というわけにもいきません。
そんな時、少しでも食べられるもの+日本からの持参品を組み合わせていました。
特におすすめなのが、フリーズドライの味噌汁やスープ。持ち運びも軽い。
私は地元福岡県民の誇り「茅乃舎」にお世話になりまくりです。
(日頃から茅乃舎なしでは生きていけない茅乃舎信者です。笑)
部屋には電子レンジがないことが殆どで、お弁当が冷め切っている時に温めなおすことが出来ないので、「雑炊のもと」もおすすめ。あまり美味しくない冷たいお米でも、備え付けのケトルでお湯を沸かせば温かいご飯に早変わり!
まとめ
隔離飯のリアルを写真とともに綴ってみました。
日本からの持ち込み、デリバリー、家族や友人知人から差し入れなど、上手に組み合わせればなんとか14日間乗り切れるはず!
少しでもご参考いただければ幸いです。
By Jun♥
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